電話を受けるときも同様だ。電話がかかってくるときは、iPhoneはたいていスリープ状態で、通話に出ようとするとホールド解除の動き、つまり画面の下部にあるバーチャルなスライドスイッチを左から右へ動かして、電話に出ることになる。
ホールド解除と通話開始を1つのスイッチで実現するのはいいのだが、これも片手がふさがっているときに応答するのは至難の業だろう。
通話中はよりやっかいで、30秒ごとに持ち方を変えながら、最もホールド性の高い状態を模索する有様。慣れの問題もあるとはいえ、今までのケータイ人生の中で、10日経ってもどうやって構えればいいか分からないなんて端末に出会ったのは初めてだ。いずれにしろ、両手で通話関連の操作をしなければならないケータイなんて、ちょっと面倒じゃないですか。
そうした片手で使いにくいと感じるのは何も僕だけでなく、米国のユーザーも同じ気持ちのようだ。
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