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Toshiro Shimura

iPhoneという奇跡:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan - 0 views

  • ところで、「iPhoneはアップル的なデザインの良さからくるマーケティング戦略の成功に過ぎない」と考えている人は、このあたりを根本的に勘違いしています。言っちゃ何ですけど、マーケティングごときにそんな歴史を動かすほどの力はありません。真に時代を動かすのは常に「本物の技術革新」であって、マーケティングはその影響力を何倍だかに増幅する手段に過ぎず、本当に良い物を作らなきゃゼロは何倍してもゼロなのは算数の初歩です。 では、iPhoneの進歩性とは何か。iPhoneには、パソコン同様、MacOS Xに相当する最新かつフルスタックのオペレーティングシステムが搭載されています。この意味するところは、単にモダンなカーネルが載っているとかそういうことではなくて、あらゆる高機能なネイティブ・アプリケーションがこのOSの上で安定的に記述可能になっているということです。これはアップル自身にもメリットとなったし、今ではアプリ開発者も同じメリットを享受しています。
  • iPhone OSでは、加速度センサーやカメラ、GPS、ローカルのデータベースなど、内部のありとあらゆる機構に一般のアプリケーション開発者がアクセスすることを許しています。開発者の自由度を高めることで、開発者の情熱を引き出す。こういうオープン性がもたらす開発者コミュニティにおける化学反応こそが、官僚的なスーツ主体の組織では絶対に不可能な戦略であり、だからこそ他社が簡単に真似できない決定的なアドバンテージになることを、アップルはMacの経験から知っていました。 そして、実はこれこそが「パソコン」を「パソコン」たらしめているパラダイムの本質なのです。「パソコンの側からアプローチしたパソコンへのアンチテーゼ」を克服する、パソコン的なるものの本質とは、アプリケーション開発者の自由度を高めるオープン性、あるいは「テクノロジーの民主化」とでもいうべき思想にあったのです。
  • 開発者の自由度を高めることはセキュリティ・リスクを増大させてしまうというトレードオフに直結していることも、技術ドリブンの企業でなければオープン戦略をとることが不可能である大きな理由のひとつです。落としどころの技術的な判断がつかないまま、会議室で議論すればするほど、より自分たちが安全な、より開発者を締め付ける方向にしか行けないのです。 さらに、iPhoneは妥協のない最高のユーザ体験をもたらすために現実世界のハードウェアの制約を含むあらゆるディティールと戦っています。これは、対抗馬となるAndroidなどにみられる理論上・コンセプト上で美しいアーキテクチャを目指す世界観とは対極に位置する、ある意味では泥臭い「本当にきちんと動いてナンボ」のアプローチです。このリアリティは、先月行われたWWDC 2008のセッションで、いかにしてリソースを節約しながら高速に動作するネイティブ・アプリケーションを書くか、というノウハウのセッションがものすごく多かったことが如実に物語っています。テーブルのセルを画面の外に出た瞬間に回収して再利用したり、再描画するエリアを最小化したり、メモリリークをとことん排除するためのツールが提供されていたり。
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  • 勘違いしている人も多いのですが、あらゆる革新的な製品は垂直統合モデルから誕生します。いかに最後は負ける運命であっても、OASYSが載った富士通や一太郎が載った日本電気のようなモデル、つまりハードウェアからアプリケーションまで一体化された斬新な体験によって、新技術に突破口が開けるのです。まだ世の中に存在しない斬新なものの価値を信じて何かを作り上げることは、多くの関係者が寄り集まらないと何もできない水平分業モデルでは不可能なことです。そして、多くのトライアンドエラーと死屍累々の中から生き残り、大きなマーケットを作り上げた本物の技術だけが、反復作業を繰り返す学習効果によって徐々にモジュール化されコンポーネント化されて水平分業へと移行していき、増大する市場スケールに対応できるようになっていくのです。この順番だけは、過去一度も狂ったことがありません。垂直統合で生まれたMacがなければWindowsは存在しなかったし、水平分業のWindowsが登場しなければパソコンというものの一般への普及はなかったでしょう。そのどちらかだけに重きを置くのは誤りですが、鶏と卵のどちらが先かといえば間違いなく卵です。
Robert Brown

Adobe Connect Pro - A Premiere Web Conferencing Software for your Business - 0 views

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    Adobe Connect Pro allows users to conduct virtual meetings, webinars, and eLearning classes efficiently. You can use this technology to communicate any time of day from any location. Adobe Connect Pro is also compatible with a variety of devices - from your desktop computer, to your tablet, to your iPhone, Blackberry or Android.
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    Adobe Connect Pro allows users to conduct virtual meetings, webinars, and eLearning classes efficiently. You can use this technology to communicate any time of day from any location. Adobe Connect Pro is compatible with almost all devices and With Adobe Connect Pro users can establish meeting rooms.
Toshiro Shimura

企業を向くマイクロソフト、そっぽを向く個人ユーザー:塩田紳二「モバイルトレンド」 - 0 views

  • 今年7月、ようやくWindows LiveカレンダーとOutlook 2003/2007の接続ソフトウエア「Microsoft Office Outlook Connector」が提供されるようになりました。ただし、これは、OutlookからWindows Liveカレンダーにアクセスするソフトウエアであって、複数のパソコンにインストールされたOutlookを同期させることを主目的にしたものではありません。  使い方によっては、Windows Liveカレンダーを中心に、複数のパソコンで動くOutlookを同期させることができる、ということです。実はこの機能、Exchangeサーバーが提供している機能と同等なのですが、まだβ版で、不具合も見受けられます。  こうした方法は、すでにGoogleの「Google Calendar Sync」やAppleの「Mobile.Me」で提供されており、マイクロソフトが自社製品に対してサポートするにしては遅すぎた感があります。タイミング的には、Mobile.Meサービスが始まったので、対抗して無償でこの機能を提供したと勘ぐられてもおかしくないでしょう。実は、カレンダーなどの同期機能は、もともとは有償のMSN Premiumで提供されるはずだった機能だからです。
  • このOutlook Connectorは、Exchangeサーバーに接続したのと同じ機能を提供します。つまり、Windows Live CalendarやLive Mailは、Exchange Serverと同じなのです。であれば、何故、すでに企業向けに何年も前から提供しているこの機能を提供するのにこれだけ時間がかかったのでしょうか。想像するに、これまで時間がかかっていたのは、技術的な問題ではなく、社内的な問題だったのかもしれません。高価なExchange Serverとして提供している機能を無償で提供してしまえば、Exchange Serverの売上げに影響が出ると考えてもおかしくありません。
  • マイクロソフトが提供するモバイル向けのOSである「Windows Mobile」に関しては今のところ、何の機能提供もありません。Mobile.Meでは少なくともiPhoneやiPod Touchでは、パソコンを使わずに予定表やアドレスデータの同期が可能になっています。これは、いちいちパソコンにつないで同期するよりもはるかに便利です(もっとも、Mobile.Meはいまのところトラブル続きですが)。  Windows Mobileマシンをパソコンに接続してActiveSyncで同期させるぐらいなら、パソコン側のOutlookと同期しているGoogle CalendarをWebブラウザーで見たほうがまだ手軽です。Google Calendarは、当初IE Mobileなどのブラウザでは表示できませんでしたが、現在では、こうしたあまり性能の高くないブラウザ用のページができています。  これに対して、Live Calendarは、パソコンのIEでは表示可能ですが、IE Mobileでは表示することができません(Operaでも正しく表示されないようです)。また、パソコンに接続してOutlookの予定表やアドレス帳を同期するのは、Windows Mobileの専売ではなく、SymbianOSを搭載したNOKIAの上位機種でも同社の提供するNOKIA PC Suiteなどでも可能となっています。  Exchange Serverがあれば話は別ですが、モバイルという分野でも個人ユーザーは置いてきぼりという状況です。個人ユーザーから見れば、Outlookと組み合わせて使うのにWindows Mobileは、必ずしも最適な選択肢ではなくなってしまっているのです。
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