最新ブラウザ「Firefox 3」の新機能を見る後編:スピード、セキュリティ、レンダリングの新機能 - 0 views
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メールアドレスのリンク(mailto:で始まるURL)をクリックしたときに、デスクトップのメールソフトではなくWebメールサービスを利用できるようになった。オプションの「プログラム」タブで「mailto」の右をクリックすると、メールソフトを使うかWebメールを使うかを選択できる。メール以外にも、RSS(Webフィード)やカレンダーのためのWebアプリケーションも選択できるようになっている。 「mailto」は、デフォルトでは「Yahoo!メール」しか選択できないが、JavaScriptを使って好きなWebメールを利用する方法もある。たとえばGmailなら、Gmailのページを開いた状態でロケーションバーに「javascript:window.navigator.registerProtocolHandler("mailto", "https://mail.google.com/mail/?extsrc=mailto&url=%s","GMail")」と入力する。
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Firefox 3では、Webアプリケーションに必要なデータファイルを保存し、オフラインの状態でも利用できる仕組みを取り入れた。これは、WHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)によるHTML 5の草案にある「Offline Web applications」に基づいたもの。将来この仕組みを利用したWebメールが作られれば、オフラインで未読メールをじっくり読む、といったことが可能になる。
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HTML、CSS、JavaScriptの新機能について、細かい点をいくつか挙げておこう。 JavaScriptがバージョンアップして「1.8」となった。関数オブジェクトを作るのに「function(x) x * x」のような構文が使える。 IEの独自機能contenteditable属性に対応し、HTMLの要素をブラウザ上で編集可能に変えられる。ワープロふうにWYSIWYGで記事を編集するブログなどで利用できるだろう。 CSSのime-modeプロパティに対応。これもIEの独自機能だったもの。フォームの入力欄を選択したときに、自動的に日本語入力のオン・オフができる。 長いURLをテキストとして表示すると、自動的に折り返されるようになった。URLを紹介するページでレイアウトが崩れることがなくなる。
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